行動の機能 誘発される
以前の記事で行動の機能について触れていきましたが、一番重要な機能については触れていませんでした。
それは、誘発されるという行動の機能です。
何か問題行動が起きた時に、アセスメントする際、どうしても、理由が分からない場合がある時があったとします。
そのような場合は、誘発された行動というのも、1つの選択肢となりえます。
誘発されるというのは、つまり、条件が揃うことで、以前起きた行動が同様に発生するということです。その条件とは非常に細かいと思います。
例えば、車に乗っていて、途中で突然泣き出したとします。もし、それが誘発された行動の機能として、なにが条件となっているのか?
特定の場所を走ったからかもしれません。
ラジオの特定の単語かもしれません。
誘発された行動の機能というのは、なかなか掴みにくいものです。
これは、長期記憶の特性が影響しているものであり、一度記憶したことは忘れないということです。なので、支援者は掴みにくいということになります。
もしも、要因わアセスメントするならば、1つずつ変化を与え、アセスメントしていきます。
例えば、ルートを変えてみる、人を一人ずつ変えてみる。車を変えてみる。ラジオのチャンネルを変えてみる。座席を変えてみる。といったようにします。
また、こういった少しの変化があることで、記憶がリセットする可能性もあります。
長期記憶の特性が強く出ているお子さんは、1つの行動に強く長く影響します。
ゆえに、良いことも長く学習していきます。そのため、何かのスキルや行動を教えるときは、初めから望ましいことを教える必要があります。
望ましくない行動を教えた場合は、切り替えるのは困難です。少しずつ時間を掛けて、変化させていく必要があるかもしれません。
いつも記事が飛び飛びで申し訳ないです。
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